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甘辛ミックス(後編) ミザイ×カンザイ<R-18>

ピクシブにも上げている作品です。
前編の続きです。
こちら単体でも読めます!
引き続き、18歳以上の方のみ、閲覧をお願いいたします。



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■甘辛ミックス(後編)

十二支ん召集の連絡がありミザイストムはハンター協会へ出向いた。
部屋に入り、ああ、全員呼んでいたのか、そう思って席に座る。
窓際で外を見ているカンザイが目に入った。
背中に大きく寅と書かれた恰好で、随分と熱心にしている。
そのうち、ネテロ会長が部屋に入ってきて、皆が席につく。
当然のようにカンザイはミザイストムの隣に座った。

会長の話が一通り終わる。メンバーがあれこれと話をする。
普段より穏やかな話し合いだった。
珍しく、いつものように吠えない寅。
隣であるにも関わらず、ミザイストムとカンザイが会話を交わすことも無かった。

協会のロビーのソファで先に声をかけたのは、ミザイストムだった。
1か月前に会った時と比べると、随分大人しいから気になった。
いや、本当は、1か月前から折に触れて、気になっていた。
「カンザイ、珍しいな、こんなところでボンヤリしているのは。」
「そうか?考えることが、たくさんあるんだ。忙しいぜ。」
カンザイが真面目に考え事をしていたかと思うと、急に可笑しく思えた。
どう見ても、アレコレと深く考えるのは苦手だ。忙しいという単語を、初めて聞いた。
「俺に何か用か?」
「いや」
話しかけた理由は考えていなかった。
「今日、窓の外の何を熱心に見てたんだ?」
「あ?看板に引っかかった風船が取れそうで取れないから、どうなるか見てた。女の子が泣いてたから、早くそのくらい取ってやれよって。」
思ったほど大したことではなかった。
ミザイストムはまた可笑しくなって、肩の力が抜ける。
いつもより大人しい喋り口の寅を、いつも通りにしてやりたかった。
「カンザイ、来い。」
カンザイは一瞬目を見開いて、何も言わずにミザイストムの背中に付いていった。

それはいつも通り―
といっても、いつもより警戒されている。
ミザイストムが部屋へ呼ぶと、何も言わずにカンザイは来た。
今まで部屋に、何度もカンザイを呼んだ。
互いに勝手知ったるで、部屋に呼ぶ目的は一つしかない。

「ミザイ、用が無いなら俺は帰る。」
「ここまで来て、まだそんなことを言うのか?」
「呼ばれたから来ただけで、呼ばれた理由は聞いてない。」
「はあ、カンザイお前、まだ怒ってるのか?いや、怒ってるというより根に持っているか。珍しいな。」
ミザイストムが冷静な顔でため息をつくと、カンザイは目を吊り上がらせた。
「何を言ってるんだ!お前が妙なことしたからだろ!!」
牙をむくようにぐぐぐとミザイストムを睨む。
「悪かったと思ってる。だから、ベッドに座れ。」
何事も無いかのようにベッドを指さす。
「都合のいい事を言うな!!」
「やっといつもの調子に戻ったな。」
ぎこちなさが取れたカンザイに近づいて、カンザイの耳に唇をつけて囁く。
「お願いだから、聞いてくれ。」
耳に息がかかって、カンザイに鳥肌が立ったのが分かった。

大人しくベッドに座ったカンザイは、ミザイストムから視線を90度外している。
お構いなしに近づくと、ベッドに片膝を立ててカンザイの頬に手を当てる。
そのまま唇を重ねると、カンザイは素直に従った。
一度離して、口の端に再度口づけをすると、カンザイがくすぐったそうにした。
その位置すら、ミザイストムは経験から知っていた、性感帯だ。
今度は深く口づけをして舌を入れる。口内をなめまわしてから離す。
唇の周りをなめたりキスしてそっと刺激する。
唇にある性感帯を余すことなく刺激する。それだけで、互いにとても興奮する。
「お・・いっ、ミザ・・・っくすぐった・・・っ。」
「気持ちいい、だろう。」
キスをしながら、カンザイの背中をそっと撫でると、今度は抱き返してくる。
恐らく無意識ながらも、急にミザイストムの胸がいっぱいになった。
「カンザイ、今日は最後まで、する。いいな?」

***

強すぎないように優しく。
カンザイの乳首を、そっと撫でまわす。
少し動くたび、互いに何も纏わない肌が擦れる。
たまにじらすように腹を撫でるだけで、カンザイはビクリと反応した。
硬い乳首をそっと吸うと、カンザイの腰が飛び跳ねた。
右の乳首のココが好きだと、下半身が勃ち上がるポイントをやさしく舐める。
優しくすればするほど、じんわりと感じるだろう。
知っているから、今日は体の心地よさに従った。
カンザイが手でミザイストムの股間を撫でる。
互いに興奮がじわじわと頭を支配する。甘くしびれていく。

ミザイストムが体を起こすとカンザイの下半身の硬いものを手に取る。
カンザイが何か言うまえに、口に入れて舐めると、それはピクリと動いた。
口に入れて舐め上げるたびに、どんどんと硬くなる。

「カンザイ・・・最初から口でここまでなるのは珍しい。」
「喋ってないで・・・やれよ。」
じらされるのを厭うように、腰が揺れた。
あまり我慢が効かない様子にミザイストムは口を離した。
「交代だ。」
「嫌だっ。」
「俺だって我慢してるんだ。」
しぶしぶ起き上がったカンザイを見降ろして、だいぶ勃起したものを、頭を低くしたカンザイの口に含ませる。
最初の頃は歯が鋭いカンザイのフェラチオは不安があったが、最近では慣れたものである。
あまりに興奮すると、カンザイの口でもこの質量は苦しいのではないかと思う。
たまに必死になっているカンザイを見て、ミザイストムのソレはまた興奮してくるのだ。
「気持ちが良い・・・。」
「ん・・・っ。だろ・・・っ」
手で少し荒く裏筋を擦りながら口で先端を吸われると、たまらなくなる。
今日は少しでも長く居たいから。
名残惜しそうにしながらも、カンザイの口から引き抜く素振りをした。
「もういい。たぶん、あまりもたない。」
「何だ、しろって言ったりすぐ止めろって言ったり!」
「楽しみたいからな。」
起き上がったカンザイの体を強引に引き寄せて、膝に乗せるように跨らせると、ぎゅっと抱きしめた。互いの中心の物が当たってミザイストムはまた興奮する。
「な、何だ!」
素直だったり、反論したり。この寅を今日は優しく愛撫する。
それは、この前みじめな思いをさせた償いでありながら、本心に従った結果だ。

ミザイストムは唇を吸うと、何度も何度も離しては口づけをした。
右手でカンザイの勃起したものを素早くこすると、気持ちよさそうに腰が揺れた。
恐らく、このくらいが一番体に負担がかからず良いと思っている。
この時間が一番穏やかで、カンザイにとっては良い。ミザイストムはそう考えていた。
唇を互いに吸い上げると、夢中になっていく。
何度も向きや位置を変えて舌を絡ませる。
カンザイのソレを擦る手は濡れていて、ともすればこのままイってしまいそうだった。
「カンザイ・・・」
「は・・・っまた・・・止めるのか・・・?」
「いや・・・お前の好きなようにして、良い。」
「ミザイ・・・入れろよ・・・。」
久々に、視線と視線を合わせた。
照れたようにカンザイは顔を伏せて、ミザイストムの肩に顔を埋めた。
ミザイストムの二の腕を握るカンザイの手に、力が入る。
これは照れ隠しで、甘えだ。
そう思ったら居ても立ってもいられない。
「大丈夫か?」
念押しで聞くと、カンザイは顔を埋めたまま頷いた。


***

一度ベッドで足を開かせて、入れろと言われた箇所をローションで何度も解す。
カンザイのそれがすべて丸見えになる。よく濡れて勃起したものも、これからミザイストムを受け入れようとする箇所も。
ミザイストムの目に、興奮状態にあるカンザイが映る。
上半身を少し起こして、熱い目で、ミザイストムの手の動きを見ている。
今なら何をしても許されそうなくらい、おそらく高揚している。
その様子がどうにもミザイストムの胸を掴む。
「そんなに・・・して欲しいか?」
「して、欲しい・・・はぁ、なあ・・・ミザイ・・・。」
少しだけ息を切らしてミザイストムを見つめる。
そのカンザイの熱した瞳はこのときしか見ることができない。
「体を反対にー」
「嫌だ!このままが良い。」
バックで入れる方がカンザイは楽だと知っていて言った言葉が、突き帰ってきた。
ミザイストムは一度うなずくと、探るように穴の方から足へ手を滑らせて開かせて、そっと自らをカンザイの体内へ挿入していく。
何度しても、この瞬間が高揚する。
股間がぐっと締まって、ああ、入ったなと感じる瞬間。
緩やかに腰を揺らせば、カンザイが耐えるように息を漏らす。
「ぐぅ・・・っ」
「・・・苦しいか・・・?」
「苦しい、けど・・・あっ・・・気持ちいいっ」
まるで目の前がはじけるように、ミザイストムは腰の動きを早くした。互いの体もベッドも揺れる。この揺れる時間が、目の前にいるカンザイとセックスをしていると五感で感じるとき。
片手でカンザイの足を支えながら、腰ごと揺れるカンザイの勃起したソレを擦る。
「ぁうっ」
カンザイの体内がぎゅっとしまって、ミザイストムのソレが本当に心地よい。
「カンザイ・・・っ気持ちがいい・・・っ。」
「ミザイ・・・ミザイ・・・来てくれ。」
熱い目でミザイストムを見上げる。応えるように腰を揺らしながら前かがみになると、腹が圧迫されて余計に苦しそうだった。
「・・・っ苦しいだろう、カンザイ・・・っ。」
「・・・平気だ、あっ・・・来い・・・!ミザイ!」
ミザイストムがカンザイの足をぐっと押す。腰の動きを止めないまま、顔を近づけてそっと口づけをすると、カンザイが応えて舌を入れる。息も絶え絶え、このまま死んでしまいそうなくらい呼吸ができないのに、動くこともキスも止めない。
ミザイストムが少し距離を置けば、追うようにまた吸い付いてくる。何度も互いの口内や唇を舐め合って、ただ交わる。

カンザイが求めてくるからミザイストムは応える。
ただただ、したいように、する。
少し体を離して腰を打ち付けながら、カンザイの中心部をを上から下まで扱いてやる。
「あ、あっ・・・だめだ・・・っもうだめだ・・・!気持ちい・・・!ミザイ・・・!」
言葉にならない声を何度もあげて、白濁した液体がカンザイの腹へ飛び出してくのを見た。
その姿に夢中になるうち、ミザイストムも果てていた。


****

呼吸を整えてからようやく、カンザイは体を解放するように足を伸ばした。
それでもまだゼイゼイと言っている。
タオルで軽くカンザイの体を拭いてやったら、くすぐったそうにした。
その顔を見たくて覗きこんだら、カンザイと正面から目があった。
まるで照れ隠しのように、ミザイストムはカンザイの額をそっと撫でてた。
普段よりも積極的に求めてきたのは、前回の反動かもしれない。
それなら、前回のお詫びは出来ただろう。自分もおいしい思いが出来た。
口では言わないが、ミザイストムは少し笑みを浮かべてシャワーへ向かおうとした。
「あーダメだ俺、すげぇ眠い。」
「寝てろ。」
「ん・・・ミザイ。今日・・・お前普段より、優しかった。」
「そうかもな。カンザイがいつもより積極的だったから。」
「あぁ、だって・・・ずっと、お前としたかっ・・・」
言い終える前にカンザイは眠りに落ちてしまった。
ミザイストムはタオルケットを眠った裸にかけて、その頬に触れてからシャワーへと向かった。

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