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甘辛ミックス(前編) ミザイ×カンザイ<R-18>

ピクシブにも上げている作品です。
ミザイ×カンザイで18歳以上の方のみ閲覧いただけます。
辛いエッチ(前編)と、甘いエッチ(後編)の組み合わせ。
前編だけでも読めます。


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■甘辛ミックス(前編)

圧倒的に苦しい姿勢でただ揺れる。

うつぶせで腰を高くあげて、挿入され揺らされる事にひたすら耐えていた。
普段の行為とは少し違う。
普段は手を後ろで縛られたり、このままの体勢で居続けることはない。
上手く力が入らず、手を縛った紐さえ強引に取ることができない。
この紐には念でも込められてるのか?そう思うほど、もう身動きも取れない。
後ろの男の顔は良く見えない。
ただ、いつも通りホルスタイン柄の帽子とスーツをまとって、なぜか一つも己から脱ぐことをしない。まるで普段、道端を歩いているのと、同じ恰好でいる。
それに比べ、自分はどうだろう。一糸纏わぬとは、このことだ。
「おい・・・っ・・・いい加減・・・ミザイ・・・!!」
呼ばれて、ミザイストムは少し前のめりになった。
カンザイの腰を持ったまま、挿入されたものがさらに奥へ入っていくだけで、何も変わらない。
悔しいことに、どこを擦るとカンザイが気持ちいいだとか、何をすると悦ぶだとか、ミザイストムはよく知っている。
先ほどから微妙な動きで入口と奥を刺激し続けて、わずかな快感がカンザイの体を襲う。
もっとほしい、もっとくれと体が欲して、苦しい体勢にも関わらず、止めるという選択肢を持つことができない。
本当は、止めたい。違う、早くイきたい。それだけのために、耐えている。

一番苦しいのは、一番刺激をほしいところが、ほったらかしになっていることだ。
勃起してもう腹に着くくらいに勃ち上がってるのに、何も刺激は与えられない。
腰の奥は疼くのに、ミザイストムの挿入したそれが届きそうで届かない。
とにかく前を触ってくれたら少し楽になる。
一向にその気配が無いからただ生き地獄。

それに、なぜだろう。自分はこんなに苦しいのに、後ろの男は普段通りと見える。
余裕をかましているのも悔しい。
特注の服が汚れるだろうに、なぜ敢えて脱がない。当てつけだ。
本当に余裕が無ければ、もっと派手に奥まで入れてくる。
「ミザイ・・・!俺を・・・イかせろ・・・!」
何かできないかと、腰を上下に揺らしてみた。
しかし、ミザイストムに抑えられた腰は、自由ではなかった。
とにかく苦しい。前のソレが刺激を求めてたまにヒクヒクと動く。
触って欲しい。触って欲しい。触って欲しい。
「おまえ・・・何故・・・何故しない・・!」
「何を?言ってみろ、カンザイ。」
「ちゃんとイくように・・・俺も、お前も・・・。」
「そうだな、俺はイきたい。」
カンザイの腰にあったミザイストムの手が、腹へと移動した。それだけでゾクリとする。
もしかしたら、前を触ってもらえるんじゃないか。カンザイの体が、期待をする。
しかし、そうではなかった。
ミザイストムが自分のズボンを少しずり下げた様子が横目に移る。
汚れないようにするためだと分かった。
そして、一度カンザイの体から引き抜くと、先ほどは届かなかった深いところへ、一気に挿入した。
「!!??」
いきなり来るかと思って身構えたが、やはり動きは緩やかだった。
先ほどより深く挿入され、いつも責め立てられて本当に気持ち良いところに、ミザイストムのソレが当たる。
後ろから来る僅かな息遣いで、ミザイストムが快感を感じているのも分かった。
それだけで、体がどんどん期待をする。
「く・・・っ・・・触ってくれ・・・ミザイ、触ってくれ・・・!」
「ここを突いても、物足りないっていうのか?」
ミザイストムの動きが速くなった。せっせとカンザイの好きなところを突きはじめる。
カンザイの体が揺れて、吐息と声が一緒に漏れる。
「う・・・気持ち・・・っ!うっ・・・うっ・・・違っ・・・それだけじゃ・・・!」
「違うというなら・・・止めるぞ。」
「止めるな・・・!」
ミザイストムの息も少し荒くなっていく。
段々とピストンが早まって、カンザイの体がガクガクと揺れていく。
それに合わせて、カンザイの勃起したソレも激しく揺れていた。
揺れるわずかな快感すら、いっそ辛い拷問のように感じた。
更に動きが速くなっていく。
後ろは気持ちいい。でも、とにかく一番刺激がほしい前をどうか。
触って欲しい触って欲しい触って欲しい。
そうでなければ、この手の呪縛をほどいて、どうもでもイかしてほしい。
快感がぐるぐると下半身を駆け巡って、触れられない一点に血液が集中する。
「くっくっ・・・くっそぉ・・・!・・・うっ・・・うっ・・・!」
衣服をすべて身にまとったミザイストムが揺れる視界に移る。
何故こうも、自分とアイツは違うのか。こんなに苦しくてもうわけが分からないのに、アイツは一人で気持ちよくイこうとしている。まるで余裕をたたえた装いで。
辛い体勢のままで揺さぶられて、息がとにかく苦しい。
苦しいあまり、自然と涙が出た。息が出来ない。胸が苦しい。イきそうでイけない。

もう、訳が分からない。胸が苦しくて涙が止まらない。

何が苦しいかも分からないうち、一番激しく数回突かれたかと思うと、次第に動きが緩やかになっていった。
ミザイストムは無事射精できたのだと分かった。
ゆるゆると揺れるカンザイの腰と勃起したそれは、相変わらずそのままだった。
今までの行為が本当に気持ち良かったのかすら、よく分からない。

「カンザイ、イかせてやる。」
ミザイストムが、カンザイの手の紐をほどいた。
ただし、ほどいただけで、何かをしてやろうという素振りは見えない。
カンザイは居てもたってもいられなくなって、自分の勃ち上がったソレを、ミザイストムの前で握りしめた。
頭を、背中を、腹を、じんわりと快感がつつむ。
着衣の乱れも少ないミザイストムが、こちらを見ている。
カンザイは訳の分からない情けなさに胸がいっぱいになった。
涙の筋は、行為の間ひたすら消えなかった


後編へ続く

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