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1.始まりの条件<R-18> ミザイ×カンザイ♀

ピクシブにも上げている作品です。
ミザカン、女体化、18禁です。
カンザイくんが謎の力で女の子の体になってしまい、もとに戻ろうと奮闘する話です。

18歳以上の方のみ、閲覧をお願いいたします。

■始まりの条件


ドカドカと盛大な足音が廊下から聞こえてくる。
十二支んの子と寅の席だけが、まだ埋まっていない。
この足音が子であるはずがない。
皆が分かっているから、壊れんばかりの勢いで扉が開いても誰も驚かなかった。
「おい!!大変なことになった!!!」
「はい遅刻~~~~ペナルティ~~~」
そういえば、遅刻したヤツはペナルティー・・・そんな話を前回していた。
ミザイストムは思い出して両隣の空いた席を交互に見た。
「大変だ!!どうにかしてくれ!!」
「カンザイ、早く席につけ」
亥が空席なのは諦めるとして、あとのメンバーは居てしかるべきである。
「それどころじゃねーんだ!俺の体が女になった!!」
「良いから早く席につけ。パリストンは会長と話をしてから来る。」
「女って、馬鹿?かくし芸?魔法?つまらなすぎ。」
カンザイが吠えるのが通例のため、こういう時は一言制して右から左。だったのだが。
「真面目に聞けよ!ほら!」
カンザイは自分の定位置までやってくると、席に着く前に隣のミザイストムの腕をぐいっと引っ張った。
そしてその掌を強引に自分の胸に当てる。
ミザイストムの掌は、確かに筋肉とは違う柔らかさを感じた。
「・・・何だこれは。」
「だから女になったんだ!岩に手を突っ込むと未来を占うとかいうのをやったら、それが占いじゃなくて呪いだった!」
チードルがカンザイの体を見ようと近寄ってきた。
医者として、体の変化が気になったのだ。
「それ商業施設なんかにある真実の口ね。お遊びでしょう?そんなものに手を入れて呪われるかしら。」
「見ろよ、この体!どう見ても女だろ!?」
「どこにあったのよ、その”真実の口”」
「仕事で行った森の中の洞窟の入口だ。」
「・・・そんなところにお遊びの占いがあるわけ無いじゃない・・・なぜそんな怪しいものに手を入れたの?」
「右か左か迷ったからだ。ちょうど目の前にそれがあって、しかもオーラが出てたからよく当たる占いだと思った。」
(馬鹿ね)
チードルが一瞬冷めた目でカンザイを見たが、カンザイは気づかなかった。
とにかく、そのオーラは普通と違っていて、念であるが一般的に自分たちが使う念とは違うと思われた。
悪意も感じなかったので手を入れたというのが経緯だった。
「俺の仲間が先に手つっこんだけど、何も起きなかったぜ。」
そうでなければ、不注意に手をツッコんだりはしない。
カンザイが一言付け足した。
まさかハンター界の重鎮が、念に対して軽率な行動をとったせいで性転換。では、世間体が悪すぎる。

「誰か、戻し方を教えてくれ!」

じれるカンザイが部屋を見回したが、誰からも返答はなかった。




その後、戻し方探しに付き合ったミザイストム他何人かのうち、サッチョウが協会の地下倉庫で古文書を見つけた。
内容は古い言語のため読めないが、イラストを見るに、性別を変える方法が書いてあるようだ。
ただし、途中からは擦り切れていてイラストもよく分からない。
「ピヨンに聞いてみよう。」
そうして解明をピヨンにひとまず託すことにして、一夜待った。
翌日の夕方、いつもの会議室に何人かで集まると、ピヨンが表情を変えずに解説を始めた。
「いろいろ書いてあるけど~~セックスしろって。」
「は?何故だ?」
「分からないけど~~①5日以内に男性一人とセックスすること、②そのセックスでイくこと、③男性は中出しすること。
この3点をしろって書いてある~~~それ以外は擦り切れて読めないから不明。」
「5日!?まずいな。もう4日経ってる。早くしねーと!」
この条件がいかに大変なものかを、カンザイが理解していない様子なのが周囲は気になった。
相手はどうするのか。誰が引き受けるのか。
まさかこの場にいる誰かだろうか。
事情を知る者は十二支んとカンザイの仲間だけだ。
時間の猶予を考えると、今仕事で世界の反対側にいるらしい、カンザイの親しい仲間の元へ行くのは、リスクが高かった。
そもそもなぜセックスなのだ!
分からないが、ピヨンの言葉を信じるしかなかった。
誰も、忙しい身でこの件にこれ以上の時間は割けない。
「とにかく、食事しながら考えるか」
そろそろ腹も空く頃だから―そうして一行は食事へと向かった。



「俺・・・戻れなかったら・・・誰かの嫁になるのか?」
ほとんどうわ言のようなセリフが、先ほどから延々と聞こえてくる。
やめろと言ったのに酒を飲み続けたのはカンザイだし、誰も責任は取らない。
もう時間がないのにこれだけ酔っていては、誰かと体を交える以前に、帰ることすらできない。
「セックス・・・きっと痛い・・・おんなの気持ちわかんねー・・・。」
「よし、帰るか。」
ミザイストムが立ち上がって、皆が席を離れる。
カンザイは一人グラスを握りしめて、その場を離れようとはしなかった。
「カンザイ、お前ホテルどこだ?」
ミザイストムが残ったカンザイの肩をゆする。
もう半分眠りに落ちていて、返答はない。
無理やり立ち上がらせると、力の入らない足がふらついて、立ってもいられない。
確か前にも同じようなことがあって、この店に迷惑をかけた。
今回は置いていく訳にはいかなかった。
渋々カンザイのリュックを肩にかけ、ミザイストムは半ば引きずる形でとにかく店を出た。

夜風が肌に心地いい。
サッチョウが、ミザイストムに肩を抱かれたカンザイをじっと見る。
「どうする気だ?」
「このまま地面に転がしておく訳にはいかない。」
ミザイストムは前方を見た。
不本意だが、この店から自分の部屋までは近い。この距離なら運べる。
ホテルへ押し込んでそのまま眠り続ければ、期限の5日は過ぎてしまう。
明日、朝一番に起こして、対策を考えるべきだと考えた。
「とにかく、俺の部屋へ連れて行く。」
そうして、ミザイストムはカンザイをずるずると引きずりながら、皆と別れた。

ようやく玄関へたどり着くと、まずそのままカンザイを床に転がした。
ここは近くで仕事があるときの寝泊りと来客だけに使っているマンションで、中は殺風景である。
リビングにソファベッドがあるから丁度良いと、セッティングをした。

玄関で転がっているカンザイの上半身を起こすと、胴を担いでリビングへむかう。
柔らかな胸が手にあたって、本当に女になってしまったと実感した。
改めて触ると、思ったよりは胸が大きかった。愛撫するにはちょうど良いような―
(何か今、妙な思考にならなかったか?)
ミザイストムは己も酔っているかも知れないと思いながら、カンザイをソファベッドへ寝かせた。

明日の出立の準備をして、風呂へ入る。ミザイストムはそのままベッドに向かった。
本当は片付けてしまいたい仕事があったが、もし酔ってるならやらない方がいい。
そう判断して、早々に眠ることにした。
(あいつ、水でも欲しがるか)
急にカンザイがいることを思い出した。
水の1本でも用意しておこうと、リビングへ向かう。カンザイは寝息を立てていた。
ペットボトルを一本、ベッドの下において、去ろうとした。
「う~~~もどせぇー・・・」
カンザイの手が、ミザイストムのズボンをつかんだ。
寝ぼけたような間抜けな声で、何かむにゃむにゃ言っている。
「あー・・・ミザイ・・・」
目をうっすら開けたカンザイが、手を離さぬままミザイストムを見上げた。
「俺・・・寝てた・・・」
「ああ、そうだな。そのまま寝てろ。」
「俺・・・えっち・・・しなくちゃ・・・なぁ~ミザイぃー・・・」
カンザイが体を起こすと、ミザイストムの太ももをぎゅっと抱く。
「ミザイぃ~俺と・・・えっちしろー・・・」
「何を言ってんだ。そんな簡単に出来るもんじゃないだろ。」
「ミザイぃ~・・・おれ・・・ミザイが良い・・・なぁ・・・。」
抱きついた太ももに、今度は胸をグリグリとあてがってくる。
柔らかい感触が、太ももから下半身を駆け巡る。
完全に酔っぱらいのカンザイに何をいっても無駄である。
ミザイストムは無理やりカンザイの体を引っ剥がした。
「今日はもう、寝ろ。」
「ミザイ・・・お願いだ・・・ミザイストム・・・」
虚ろな瞳で見上げたかと思うと、今度は着ている服を脱ぎだした。
上半身2枚を脱げば、すぐに肌が露わになる。
そこには、本当に女になった体があった。
若々しい胸も、立った乳首も、すべてが本物である。
ミザイストムは少し前まで付き合っていた女性の体を思い出した。
それと比べてもカンザイの体があまりに艶やかで、息をのんだ。
「パンツもー・・・脱ぐか?」
ズボンに手をかけたカンザイを止める。
「脱がなくていい。」
「じゃあ・・・脱がせてくれ・・・」
半ば脱ぎかけたズボンから、女性の股に続くだろうラインと尻が見える。
カンザイはまたミザイストムの太ももに近づくと、そっと首をのばす。
ミザイストムの股間へキスをした。そして、その手でそっと触れる。
カンザイの感触はズボンと下着を越えて、中のソレへと伝わった。
抱きついた太ももを何度もさすりながら、次第にカンザイの手が上へと上がっていく。
ちょうど太ももの付け根をまさぐるように手を這わすと、本当に中心を愛撫されてしまいそうだった。
「カンザイ。」
その手をつかむと、ミザイストムは引っ剥がした。
カンザイをきっとにらむと、潤んだ目がミザイストムを見上げている。
「ミザイ・・・お願いだ・・・そこのミザイストム・・・俺、戻りたい・・・。セックス、する、お前が良い・・・。」
カンザイが駄々をこねるように、酔った口調で何度もミザイストムの名前を呼んだ。
そして、お前が良いと、お前としたいと、そして元に戻りたいと、懇願する。
「ミザイぃー・・・」
最後に、うなだれて力尽きたように黙った。

ミザイストムは、やはり自分も酔っているのだと思った。
もう、少しだけ、股間が固くなっている。
カンザイの体も瞳も艶やかで、襲ってもいいと、片隅で思い始めている。
何より、誰かには抱かれなければいけないのだ。
それなら、カンザイが望む相手と交わる方がいい。

「カンザイ」
名前を呼ぶと、はっと顔をあげた。
そして、先ほどの続きと言うように、ミザイストムの太ももをなでまわし、
そのうち、手の一部が、不意に中心へと触れた。
ミザイストムはカンザイに覆いかぶさるようにベッドへ体を下すと、そのまま口づけをした。
無理やりカンザイの口を開かせて、そのうち舌で何度も口内を犯す。
カンザイが応えるように、体をミザイストムに押し付けてきた。
「ふっはぁ・・・ミザイ・・・俺・・・!」
「・・・この体は処女か?イくことが条件だ。あまり痛いと大変だ。」
「処女だ・・・当たり前だ・・・俺、ちょっと自分でした・・・1本入れた・・・女の感覚わかんねーから・・・全然きもちよくねぇ」
ミザイストムは目を見開いた。おそらく、カンザイは酔ってるから告白したのだろう。
好奇心で自分で指1本を入れてみたら痛かったらしい。
先が思いやられる。一方、そんなまっさらな体をこれから犯す自分。
妙に高ぶって、ミザイストムの股間はますます固くなった。

とにかく全身を愛撫した。カンザイのズボンと下着を取り去り、上から、触れられるところは一通り触れた。
指先でそっと撫でるだけで、カンザイは「はぁ・・・」と息を漏らす。
乳首を口に含んで優しく舐め回していたら、カンザイが足を擦り合わせていた。
ミザイストムはカンザイの腹からそっと下へ撫でて行って、ちょうど割れ目に差し掛かる所で指を止めた。
そこ既に液があふれていて、濡れているのがはっきりわかる。
更に指を進めたら、膨らんだ股の突起が完全に濡れそぼっていた。そこをそっとさすると、カンザイは派手にビクリと反応した。
「ここは?自分でしたとき、触った?」
「おぼえてな・・・」
「どこがいい?ああ・・・ここか・・・?ここが気持ち良い?」
突起をあちこち撫でて、カンザイの一番いいところを探る。
じゅくじゅくと液が溢れて、挿入するには申し分ない。
酔っているせいか、元々なのか、やたら感度が良い。

更に割れ目を下へ撫でていくと、いれるべき場所があった。
元々は男であったのに、ここまで正確に女の体になるのは、目を見張るものがある。
ミザイストムはやけに感動した。
その体を、自分が犯す。本当に、高揚する。

断りもなく、カンザイの足を無理やり開いた。
ミザイストムは己の太いものを、割れ目に沿わせて何度か上下させる。
「カンザイ、見てみろ。大丈夫だな?」
ミザイストムのものが股にあてがわれてるのをみて、カンザイは息をのんだ。
まさかされる側になるとは・・・という戸惑いと、この大きなものが体に入るという、多少の恐怖感。
そして、いやらしく動く、男性性器への興奮。
「う・・・でかい・・・。」
「悪いなカンザイ・・・痛いと思う。まず慣らすから、ちょっとだけ我慢しろ。」
ミザイストムはいったん体を引くと、カンザイの穴へそっと指を這わせた。
カンザイの穴は先ほどから刺激を欲して、ヒクヒクしている。
中指の第一関節までを入れる。そして、出し入れしながら第二関節くらいまで入れると、カンザイのそこが指に吸い付いた。
「うっ・・・ひゃっ・・・あっあっ・・・!」
そのまま、ドクリと波打ったかと思うと、体内が激しく痙攣した。
初めての刺激に、わずかな動きでイッてしまった。
「な・・・なんだ・・・」
愛液が溢れ出る。
「なん・・・か・・・あっ・・・!う・・・すげー気持ちい・・・。」
「イッたというのは・・・これで、良いのか・・・?」
男性を挿入してイクべきなのか、そのあたりの細かい条件が明確ではない。
どちらにしても、ミザイストムが挿入して精液を出さないことにはクリアできず、
また、ミザイストムもその時を待ち詫びていた。
白濁した愛液がカンザイの性器をいっぱいにしている。

それに乗じてミザイストムが中指をグッと押し込むと、やはり中はとても狭かった。
それでも何度か行き来すると、多少慣れてきて、指に吸い付く。
はぁはぁと息を乱すカンザイは不規則な動きに耐えながら感じている様子である。
「あー・・・っミザイすげぇ・・・これなんだ・・・」
うわ言のように何度もミザイストムの名前を呼ぶ。まるで、愛し合っている者のようだった。
そのうち動きを大きくしたり、指を増やしたりしたが、さすがにカンザイは痛みを訴えた。
それでも、慣らしていけば少しずつであるが、広がっていく。
(柔らかい)
ミザイストムは素直に感じた。柔らかい女性性器。
カンザイがあるとき突然、一瞬にして女となった。
やたら感度の良い体と、柔らかな性器を持っている。
処女の身をとっておきながら、ちょっとずつ悪戯したらどんないやらしい反応が見れるだろう。考える。
それなのに、処女は今から奪われる。
それを奪うのは自分だ。
付き合ってもいない。単なる仕事仲間。
それなのに―
今まで感じたことのない支配欲が湧いた。
そうして興奮したら、カンザイの体内がどうだろうと、容易に自らもイケる気がした。

ゆっくりと慣らしていたミザイストムだが、さすがにじれてきた。
カンザイを愛撫しながら自らの勃起したものを自分で扱いていたら、もう完全に挿入を待つ体制になっている。
「カンザイ、我慢しろ」
それだけ言い放って、ミザイストムはカンザイの足をより開き、穴へあてがった。
カンザイの背中にクッションを入れていたから、入れやすい角度が調整しやすい。
一番痛くない、負担の少ない角度で、グッと先端を入れる。
それが気持ちよくて、ミザイストムは思わず息を吐いた。
「カンザイ・・・っ」
「あ・・・っ!なんか・・でか・・・」
ゆっくりゆっくり、愛液で滑らかになった体内へ入れていく。
カンザイがそのうち、痛い、痛いと言い出す。でも止めることはできない。
「男に戻すから・・・我慢しろ・・・」
「ぅ・・・!はぁ!いったっ・・・・!はあぁ・・・!」
半ばまで入ったところで、ミザイストムはこれなら条件は達成できる感じた。
本当に気持ちのいいカンザイの体内。
我を忘れそうになるのをこらえて、ただ腰を揺らした。
カンザイの激しい息が聞こえる。痛いのか、感じているのかも分からない。
そのうち気づけばもっと奥まで挿入していて、だんだんと腰の動きに抑制が利かなくなる。
このままイッてしまいたい。もっと激しく揺さぶれば、すぐにイケる。
ミザイストムはカンザイの腰を掴んで、ピストンを速めた。
「あっあっミザっちょっと・・・ちょっと待・・・いたい、いたい!はぁっはぁっ待った!いたい・・・!」
痛いという言葉が耳に入って、ミザイストムは少しだけ理性を取り戻した。
腰の動きを緩めると、少しカンザイの息が遅くなった。
代わりに、もっと奥までゆっくりゆっくりと入れた。
カンザイの内部が、自らの性器に絡みつく。なんとイヤラシイ行為だと思う。
「あ!」
カンザイの腰が飛んだ。
「痛いだろうな、カンザイ・・・。少し・・・我慢だ。」
吐息交じりにミザイストムが声をかけると、カンザイは先ほどの険しい表情を少し緩めた。
「あー・・・うっ・・・。」
ゆっくり腰を揺らしだすと、カンザイは困惑とも耐えているともとれる表情をした。
いつものカンザイが絶対に見せることのない表情。
自分だけが見たことに、ミザイストムは優越感を覚える。
童顔のカンザイの、なんとも可愛らしい顔だと思った。
「あー・・・あっ!」
「俺がイクまで、我慢、だ・・・。」
「あ、ミザ・・・俺、そこが良い・・・そこ・・・そこだ・・・好き・・・う、痛!」
甘い表情と険しい表情を繰り返す。
感じるポイントがあって、そこを擦れば痛いながらも気持ちいのだとミザイストムは察した。
何度も何度も同じ場所を行き来する。
そのうち、またミザイストムの腰の動きが早くなっていく。
カンザイの喘ぎ声が聞こえる。痛い、そこをもっともっと、という声が交互に聞こえる。
あと少しでイケると感じたミザイストムは、更にピストンを速めた。
「もっと」と言われて興奮しないわけがない。
「カンザイ・・・く・・・気持ち良い・・・ぞ・・・。」
「あっあっあっあっミザ・・・ミ・・・!あぅ!いっあぁ・・・!」
そのうち、カンザイの奥の方がドクドクと波打つのを感じた。
快感で思考がまとまらないミザイストムはカンザイの表情をただただ眺めながら腰を激しく打ち付けた。
そしてとうとう、中へ精液をぶちまけた。




翌日も昼ごろになって、カンザイはベッドから起き上がった。
二日酔いの頭を押さえながら、トイレに行きたいと、なんとかベッドに腰かけた。
そこはカンザイにとって見知らぬ場所で、訳が分からなかった。
「カンザイ。やっと起きたか。もう出るぞ。」
「・・・は?・・・俺?・・・ここ、どこだ・・・?」
「俺の部屋だ。カンザイお前、下着くらい履け。」
カンザイが腰かけたまま下半身を見ると丸見えの女性の股がある。
「は?」
見かねたミザイストムが、顔を逸らしながらカンザイのズボンをパサリとかける。
「風呂入れ。もう俺はここを発つ。お前も早く準備しろ。」
意味も分からず、言われた通り風呂へ入ったカンザイは、5分ほどして出てきた。早いシャワーである。
一応タオルを胸からあてがって前は隠してあるが、世の女性は普通こんな出方はしない。
「お、おいミザイ!俺、昨日なんかしたよな!?すごいゴワゴワでヌルヌルだ!しかも痛い!」
「・・・口に出さなくて良い・・・。やっぱり、覚えてないな。」
「・・・何をしたんだ?」
「カンザイが男に戻りたいと俺に泣きついた。あまりにしつこいんで、やった。」
「ピヨンが言ってたあれか?いくつか条件があっただろ。」
「・・・・・・クリアした。」
「え、じゃあ俺、男に戻れるのか?まだ戻ってねーけど。」
「そのうち、戻るんじゃないか?」
「本当だな!よし!風呂入りなおしてくる!」
二日酔いを忘れたようなテンションで風呂場へと戻っていった。

シャワーを待つ間にソファを整えていると、ミザイストムの電話が鳴った。
出ると珍しくピヨンであった。
「カンザイ電話でないんだけど~~まだいる~?」
「ああ、さっきようやく起きて風呂に入ってる。」
「昨日の話、訂正~~。擦り切れた部分を高解像度システムで解析したら、ちょっと違って、要約するとこう書かれてた。
『3つの条件を達成した人は、そのまま女となり、セックスした人と結ばれます』だって~~。」
「・・・は?」
「もしかして、もう手遅れ?」
「戻るんじゃなかったのか?」
「ほっとけば、5日経過後に戻るって。」
「・・・・・・そうなのか。」
「どうもご愁傷様~~。」

ピヨンの電話はあっさりと切れた。
事実、カンザイの体は戻っていない。
いや、5日経過するまで待ってみる方が良い。ミザイストムは少し前向きに考えた。
ピヨンのセリフを反芻する。到底ありえない。

カンザイがシャワーから上がってきた。
とりあえず先ほどのピヨンの電話の内容を伝える。
カンザイは絶句して、まったく動かなくなった。
「とにかく、5日経過するまで待ってみよう。俺はもう行くから、明日、結果を連絡してくれ。」
「・・・・・・もし、戻らなかったら、どうするんだ?」
「他に方法があるか探すしかない。戻る方法がこれ1つだとは考えがたい。念であれば除念師に相談するとか、何かあるだろ。俺も調べておく。」
「あ、俺、すげぇ頭痛い。二日酔いか?」
「ああそうだな。本当に、人に迷惑をかけるほど飲んでた。」
挙句、セックスをしてしまった。
正直、気持ちよくてミザイストムは良い思いをしたとも言えなくないが、先ほどの電話が後味悪い。
「あー、俺、股が痛い。」
「我慢しろ。全部。とにかく、明日の電話を待ってる。」
ミザイストムは鞄を持つと、玄関へと向かった。
「カンザイ、早くしろ。」
「ん。」
大人しくリュックを背負ったカンザイが、ミザイストムの背中についていく。
軽く振り返ると渋い表情のカンザイがいて、ミザイストムは昨日のカンザイの表情と比べる。
あんなにいやらしい顔をしていたのに、今はこれか。飽きないやつだ、と。


岐路でふたりは行く先を分かれて、明日を待つ。




つづく

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LISA
ハンターハンター:十二支ん/カンザイ/ミザイストム/ミザカン
テニス:比嘉/平古場凛/木手凛
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